2005年大晦日山スキー

日程      2005年12月31日 (夜行日帰り)
行動      12/30 夜集合し、あずまや高原ホテル近くで仮眠
         12/31 あずまや高原ホテル〜四阿山往復
コースタイム あずまや高原ホテル(8:30)-山頂(13:05-13:45)-高原ホテル(16:15)

前回の忘年山行であまり山スキーとして滑ることができず(ゲレンデは滑ったが)、むずむずしていたのでなんとか年内にどこかで滑りたいと思って企画しました。こんな年末に・・と誰も集まらないかと思いきや6人もメンバーが揃ってうれしかった〜。


あずまや高原ホテル前を出発

[仮眠・出発]
 30日、仕事を終えて四阿山へ。関越道上里S.A.でメンバー全員集合。6人もメンバーが集まってリーダーとしてはうれしい限りだ。日付変わって31日1:30頃あずまや高原ホテル近くの駐車場に到着。さっそくテントを張ってちょっと宴会して仮眠。寒さは思ったほどではなかった。
 翌朝6:00起床。テント内でカップラーメンを食べようと湯を沸かしているとホテルの方から「ここは当ホテルの駐車場なので・・・」と腰のひくーい退去命令。「ちょっと待ってよ〜」と思ったが仕方なく一段下の除雪されていない駐車場に移動し、さむーい屋外でカップヌードルをすすった。
 そんなこんなで出発は8:30にずれ込んでしまった。天気はまぁまぁといったところか。風が気になるが・・・。


強風にめげず登る

山頂にて

[強風のち晴れ]
 今回は風と視界がポイントかなぁと思っていたが牧場脇を登るあたりから横殴りの強風に見舞われた。いつもながら風には「忍」の一文字である。めげずに耐える。牧場を過ぎても強風は続き、風にさらされる左手左頬が冷たくなっていく。しかし風を避けて休憩していると遠い雲の上に北アルプスがずーっと連なって見えた。メンバーの歓声があがり、気分も良くなる。
 12:30頃、小ピークに到着。本物のピークはこの先のようだがガスでその先が見えない。ここで引き返そうというムードだったが私はわがままを言って、あまり良くないことだが一人でピークを往復してくることに。と思って歩き始め、しばらくして振り返るとみんながピークを目指して歩き出していた。結局全員でピークを踏むことに。そして13:05待望のピークに到着。みんなの顔がほころぶ。見渡せば北アルプスから富士山まで一望できた。風も少なくのんびり昼食をとった。メンバー全員でピークを踏めてほんとに良かったと思う。いいピークだった〜。


遠く北アルプスをバックに

[ひたすら滑る]
 いよいよ山頂からの滑降である。スキーで山頂まで到達できたものの滑り始めはトラバース気味でアップダウンもありそうなのでシールをつけたまま滑り出す。トラバースが終わって滑るべき尾根に出たところでシールをはずす。いよいよ標高差900mの下りの始まりである。右に北アルプス、正面はるか下には朝、強風に見舞われた牧場が見える。とにかく気分良く滑ることができた。それはきっとメンバーみんなそうだったんじゃないかなぁと思う。途中、「ストック九死に一生事件」などもあったが、みんな今シーズン初の山スキーを存分に楽しんだ。牧場を下りきる頃にはだいぶ日も傾いてきたが16:15駐車場に到着。みんなで握手して喜びあった。


山頂直下の滑る         遠く北アルプスを見ながら   だだっ広い牧場を滑る       
下手なレイアウトですみません


山行を終えて・・・
 全員で標高差900mをしっかり登って山頂を踏んで下りてきたことが、なによりうれしいことだった。あまり強いこだわりを持っているわけではないがやっぱりピークを踏むのはいいものだと再確認した。一年をいい山行で締めくくれて本当に良かったと思う。メンバーの皆さんに感謝感謝!
 今回の山行時の菅平高原スキー場の積雪量は100センチとのことだったが、もう少し少ないと四阿山の山スキーは難しいか不快なものになってしまうと思う。また、特に下りは視界がないと方向を間違えやすいと思うのでご注意を。我々は赤旗を打ちながら登りました。

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