日程　　　２００９年１２月２７日（日）
コース　　パルコール嬬恋スキー場から四阿山往復
メンバー　新井（Ｌ）　石島　徳山　Ｈくん　佐治　山﨑
コースタイム　パルコールスキー場（10：00）---四阿山（13：00）---パルコールスキー場（15：00）

樹氷気味の疎林を歩きだす。	今日は、昨日の水ノ塔山に続いて２日目の山スキー。僕にとっても初めてのパルコール側からの四阿山である。あずまや高原ホテル側からは、もう何度も来ているが、こちら側からも行けるということだったので計画してみた。また、佐治さんは、ここから志賀に抜けるツアーを計画しているので、様子見にちょうどいいようである。舘野さんから、「野地平経由の下山コースもあるよ」という情報もいただいたので、条件がよさそうなら行ってみようと考えていた。
１０時。ゴンドラ駅からゲレンデ脇を登り始める。途中、私のミスで密林に迷い込み、タイムロス。もっと素直にゲレンデ脇を歩けばよかったが、ゲレンデと早めに別れたいという気持ちが強すぎた。正しいコースの登り始めは、上の写真のように実に気持ちのいい登りである。ラッセルも足首程度でまったく問題にならない。天気も上々。富士山まで見えている。ただ、稜線歩きなので、帰り道に明らかな登り返しがあるところがあり、ちょっと気が重くなる。	休憩。遠くに浅間山。
山頂直下の痩せ気味の尾根	このコースは、ゴンドラ駅が1960ｍ、四阿山が2354ｍなので、標高差400ｍ。ミニコースと言っていいのかもしれないが、稜線歩きのせいか、やっぱり時間がかかる。山頂の結構前痩せ尾根のためつぼ足歩きとなり、偽ピークにだまされるなど、途中諦めかけたが、どうにかこうにか山頂を踏むことができた。
１３時に山頂に到着。いつもは向こう側から祠を見るが、今日は逆。展望も360°最高だった。北ア、妙高、富士山、八ﾂなどなんでも見える感じだった。雲海なので下界は曇りだろう。	山頂！
滑る～。	さて、板のデポ地からは滑りとなる。登っているときから、いくつか気持ちよさそうに滑れるところ、登り返しが必要なところがあるのは、わかっていた。あとは昨日、山スキーデビューしたＨくんの滑りがどうだろうかというの感じである。野地平経由は時間的に無理そうである。登りで覚えていた通りの場所を、次々と滑って行く。気持ちよくターンできるところもあった。登り返しは、やはり面倒である・・・。Ｈくんは、想像以上の滑りで、今後に十分期待できる。あとは慣れだろう。
リーダーとしては、最後にどのようにいかに快適にゲレンデに合流できるかが最後の腕の見せ所だ。登り返しや歩きがないよう斜めに斜めに滑って行けば大丈夫なはずなので、地図とコンパスを頼りに進んでいく。スキー場の音楽でも聞こえてくれば確信を持つのだが、先行してみるがなにも聞こえない。でも、このコース取りで大丈夫と自信を持ってメンバーを呼んで信じる方向に進んだ。すると・・・。ぱっとゲレンデ（プレスとコースというらしい）に合流。ホッとした～。長ーいゲレンデを滑って終了～。やった～。	やった～。無事下山。

この日のパルコールスキー場の積雪は１００センチ。ツアーには十分であった。また、事前にスキー場に問い合わせると、パトロールの人が親切に雪の状況を教えてくれた。「四阿山への雪は大丈夫ですよ」と教えてくれたので、このコースを計画したので。入山と下山時には、計画書の提出と下山報告をしました。
野地平経由のコースも滑ることはできるではないかとパトロールの人は言っていました。