博士山 山スキー

日程 2006年2月12日
行動 琵琶首〜博士山往復
コースタイム 琵琶首7:40--博士山11:45--琵琶首14:40
メンバー 飯田 嶋 徳山 新井 

いよいよ博士山である。ちょっと寝足りない気もしたが早起きする。今日は山頂を逃せない。早朝ながら館主ご夫妻のあたたかい見送り(ほんとに車が見えなくなるまで手を振ってくれていて感動)を受けて旅館をあとにする。お世話になりました。


見事なブナ林の中を登る
 ピークに立つ! 
 昨日チェック済みの駐車スペース、取り付きの神社から歩き出す。まずは林道上を歩いて正面の尾根を回りこんでから尾根に取り付く。いきなりの急登だったが飯田さんの活躍で尾根上に立つ。天気はまあまあといったところか。日差しがないので雪が緩むようなこともないだろうし下りではパウダーが楽しめそうだ。尾根に出てからはひたすら登る。途中雪が多いせいかナイフリッジのようになったところや雪庇もできている。地形図を見た感じより険しい印象を受けた。見事なのはブナ。割腹のいいどっしりした樹が多く安心感がある。急な登り、平坦なところなどを繰り返しながら登って行く。平坦なところは嶋さんがラッセル担当。すごいスピードで進んで行くのだ。そんなこんなで1476mに到着。ここからはアップダウンの連続で歩きにくい。ここは徳山さんの活躍により突破。山頂に立つ。山頂付近は吹雪模様だったが山頂に立てたことはうれしかった。
 予想通りいい
 いよいよ下りだが、1476m地点まではアップダウンがあるためシールをつけたまま滑る。1476m地点からはいよいよシールを外してブナ林のパウダーに乗って下っていく。尾根は登りに使った尾根のもうひとつ北側の尾根を使った。雪質・斜度・樹間とも最高に良かった。黒姫・佐渡山・博士と今シーズンはなかなかいい思いをできている。昨日の志津倉は「意外にいい」だったが博士は「予想通りいい」という感じ。うわさに違わぬブナの名峰だ。
 地図をみると簡単に見えたくだりだったがルートの判断には結構苦しんだ。どうも快適に滑れるほう滑れるほうに滑ってしまうようだ。決して迷っているわけではないのだが快適に滑るには下部のほうは難しかった。それでも無事に琵琶首に下りてきた。いつもながら自分の車に戻ってきたときはホッとする。

博士山山頂にて


ブナ林を滑る嶋さん

山行を終わって
 博士山の存在を知ったのはいつだったのか(たぶん徳山さんに教えてもらったのが最初のはず)忘れたが、とにかく去年も計画倒れに終わってしまったピークに今年立てたこと、しっかりすべりを楽しめたことはうれしかった。なかなか行くことのない山になるかもしれないのでホントに良かった。人におすすめしていい山だと思う。あのブナ林がいつまでも残ってほしい。あとは泊まった老沢温泉旅館のいいことも付け加えます。

遠いようでちゃんと磐越道を使えば大したことないですよ。

2006年2月18日 記

トップページへ
山スキーの記録へ