東前掛山 山スキー

日程      2012年3月11日(日)
コース     峰の茶屋 --- 東前掛山 --- 東面滑降 --- 峰の茶屋 
メンバー    新井(L) 岩崎
コースタイム 峰の茶屋(8:00) --- 東前掛山(11:45) --- 峰の茶屋(14:10)
         行動時間 6時間10分


峰の茶屋。積雪十分。
 前日の東谷山に続いてどこに行こうか考え、天気予報とにらめっこ
して考えた結果、午前中だけ晴れマークが出ている群馬県西部の
山にすることに。
 四阿山、芳が平、浅間山・・・などの案が出たが、結局浅間山にする
ことにした。天気図では、風も弱そうだし、岩崎さんとなら大抵のコース
は大丈夫だろう。

仮眠は、湯の丸の仮眠所をと思ったが、開くのが夜の23時なので、
前に調べたことのある、パルコール嬬恋スキー場の仮眠所に転がり
込むことにした。

案の上、快適な仮眠所だった。他に人は1人しかいなかった。
夜中に人が増えて、20人くらいは仮眠所を利用していた。
【当日】
朝、6時にパルコール嬬恋スキー場をあとにして、峰の茶屋に向か
う。(パルコールさん、ごめんなさい)
峰の茶屋に着くと他に車もなく、ちょっと意外。

すぐに準備をする。ここですでに積雪十分である。いきなりシール
歩行ができる。
8:00。峰の茶屋を出発。前日のものと思われるトレースは、小浅間
に向かうトレースで、小浅間とのコルからはスネくらいまでのラッル
となる。岩崎さんと交代でラッセルしていく。

天気も心配であったが、西の方に四阿山がずっと見えていたので
四阿山が見えているうちは大丈夫だろうと思っていた。

小浅間のコルから上部を登る。

お目当ての大斜面が見えてきた。
山頂まで行けるかどうかのポイントは風だったが、今回は風があるも
のの弱く、行動に支障が出るほどではなかった。さすがに山頂では風
も出てきたが、あのくらいは浅間では「そよ風」程度なのかもしれない。

上部になってくると、雪も硬くなるが、前回と違って今回は雪がしっか
りと山頂までつながっていて、シールで山頂まで行くことができた。
クトーも使わなかった。

11:45に東前掛山山頂に到着。さすがに風は強い。とどまって居たくない。
昨日のこともあるので、今日はしっかり斜面の様子を確かめようと
アイゼンを履いて、斜面を下ってみる。滑れないほど雪は堅くなく、
ピットを掘るとすぐに地面が出てきた。とても雪崩れるようには思えな
かったので、十分滑れると判断した。
恐る恐るではあるが、滑りはじめる。雪質はガリガリでもなく、かと
いって柔らかいわけでもない。とにかく慎重にワンターンワンターン
していった。

とにかく広いのがこの斜面のいいところである。どこを滑っても大
丈夫。しかし、柔らかいところあり、堅いところありで、とてもスピー
ドは出せないし、足がとても疲れた。

今回は有料道路まで滑り込むつもりだったので、上の方から斜面
を眺めて、だいたいのコースを目視して滑っていた。


滑り出しポイントから、これから滑る斜面をみる。

とても広い斜面。

大斜面その2

最後は歩きになった。
結局、下部は歩きになってしまった。
なんとか有料道路に滑り込むというより、歩いてたどり着いた。しまった雪
なら滑り込むこともできるだろう。

ここから峰の茶屋に登り返そうと思ったら・・・。
ここは歩かない方がいいようです。登ってきた途中で登ってきたコースに
戻るか、有料道路を沢沿いにくぐって、国道まで出た方がいいようです。

おかしな終わり方になってしまいましたが、なんとか峰の茶屋に戻って
めでたし、めでたし、となりました。





2012年3月17日 記
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