東谷山 山スキー

日程      2012年2月19日
コース     二居集落 --- 東谷山 --- 北西面滑降 ---  国道17号線
メンバー    新井(L) 井関 岩崎 田中 徳山
コースタイム 二居集落(8:20) --- 東谷山(11:00-11:30) --- 北西面滑降 ---  国道17号線(12:40)


1200m付近から山頂へと続く稜線
今回は、東谷山に行ってきました。
どこに行こうか迷っていたところ、徳山さんからのご推薦があり、この
山に行ってきました。インターネットで事前に調べたどの記録でも評価
が高く、期待は高かったです。
心配なのは大雪でした。前日は関越道が通行止めになるほどの雪
だったので、ちょっと心配はしていました。

結果としては、好天にも雪質にも恵まれとても気持ち良い1日でした。
噂に違わぬ山でした。今後も行くことがあると思われます。

【前日】
上里SAで待ち合わせして、行く山を最終決定。
四阿山と迷っていたが、大丈夫だろうということで東谷山に決定。
湯沢の某所で仮眠とする。
【当日】
6:00に起床し、コンビニで朝食。僕はいつものカップヌードルと
おにぎりのセット。今日のエネルギー源だ。
その後、国道17号を三国方面へ、車1台を貝掛温泉バス停の
ちょっと広くなった所にデポ。もう1台に全員乗車して田代スキー
場の駐車場へ移動。ここに駐車。
ここから歩きだす。17号を渡って二居集落に入ったところでいき
なりトレース発見!一番乗りではなかったようだ。

8:20に二居集落を出発。まずは二居峠を目指す。
30分ほどで二居峠に到着。あずまやがあった。

いよいよ稜線歩きとなるが、先行者のトレースを拝借し、風も強く
なく、快適に高度を稼いでいく。1250m付近で1回板を脱いで10m
くらいつぼ足になったが、拝借の身では文句は言えない。

細く、雪庇も発達しているだろうと思っていた稜線もそれほどでもな
く快適に高度を稼ぐことができた。

11:00に東谷山到着。仙ノ倉も見えてきた。
先行者にラッセルのお礼を言う。今日はノーラッセルだった。

山頂にて

パウダー三昧

山頂からはいよいよ滑降になる。
最初は少し緩やかだが、すぐに傾斜が出てくる。樹間も広く滑りやす
そうだ。先行者も雄叫びをあげながら滑っている。

今回はリーダーなので、僕が一番最初に斜面に飛び込む。
本当にパウダー滑降らしい滑降が出来たと思う。斜面は広く、樹間も
広い。雪質もいい。
3時間の登りでこれだけ滑ることができるのはお得感がある。
あとでGPSでチェックしてみると、僕たちが滑ったところは、北西面の
谷のほぼど真ん中だったようだ。斜度がゆるくなるまで標高差は600m
ほどある。
楽しく滑っているとあっという間です。

下部ではさすがに雪が重くなってきたことを感じた。

樹間も広く滑りやすいです

滑る

                                     滑る

下部はだいぶ平らになります

                       国道17号が見えてきました 

国道17号をくぐります
斜度がゆるくなってからは、先行者のトレースに乗って、高速道路
を滑るようにしていると、あっという間に国道17号が見えてきた。
林道の小さな橋を渡ってすぐに17号の下をくぐる(左写真)。
くぐり終えたら、また板を履いて17号の横をゆるゆる滑ると、ほぼ貝掛
温泉のバス停まで滑りこむことができた。
国道に降りるときは、壁になっているのでちょっと注意が必要。

12:40に貝掛温泉バス停に到着。
田代スキー場に置いてあるもう一台の車を回収。
みんな楽しかったと笑顔がこぼれた。

よかったよかった \(^o^)/
【まとめ】

冒頭にも書いたが、これだけ関東から近くてアプローチが良く、登り
3時間、下り1時間でパウダーが楽しめたのは本当に良かった。
噂に違わぬいいコースだと思う。

車が1台の場合は、田代スキー場の駐車場に車を置いて、下山後は
バスで、車に戻るのがいいようだ。

また、貝掛温泉バス停よりももうちょっと三国寄りにある廃墟のような
建物の下に車をデポしている人もいた。二居から登らずに、こちらから
往復でもいいと思う。


貝掛温泉バス停付近で国道に降りる


GPSの軌跡

2012年2月20日 記
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