湯の丸・池の平・東篭ノ登山 周遊山スキー

日程 2006年2月4日
行動 湯の丸スキー場〜池の平〜東篭ノ登山〜湯の丸スキー場
コースタイム 湯の丸スキー場10:15--雲上の丘11:30--東篭ノ登山14:00--湯の丸スキー場15:00
メンバー 斎藤 舘野 寺西夫妻 新井

今回は、土曜日に湯の丸スキー場から池の平方面の周遊コース、日曜日は草津・芳ヶ平方面という計画だ。どちらも行ったことのないコースだし、特に芳ヶ平は楽しみにしていたが・・・。
 さらにいつもと違うのは陽子さんのつてにより草津のリゾートマンション(っていうのかな?)に泊まるという、今までにない山行パターンなのだ。このままだとテント泊なんてできなくなっちゃうかも。


「雲上の丘」を目指して歩く

寒波が・・・
 前夜は湯の丸スキー場の快適な仮眠室に泊まり、朝からリフトでゲレンデトップへ。天気はそれほど悪くないのだがとにかく寒い!この冬一番の寒気がやってきたらしい。昨日の夜のNHKで平井さん(お天気キャスター)が寒い寒いを連発していたのを思い出す。じっとしていると手がジンジンしびれていく感じだ。しょっぱなから目出帽装着で歩き出す。林道を歩くうちは良かったが林に入ってジグザグに歩き出すととたんにシールの糊が弱ってくる。考さんと陽子さんはテーピングで補強。雲上の丘と言われる滑降開始ポイントを目指す。
 11:30雲上の丘に到着。寒くて休憩どころではないので、記念撮影もそこそこにシールを外して滑り出す。珍しく舘野さんが転んだ。うまい人が転ぶとなんだかうれしいのはなぜだろう。雪質のほうはというと低温のせいか上々である。きれいな斜面を思いっきり滑れた。ここのすべりが今日イチだ。滑り終えたあたりで休憩。だだっ広い雪原でのんびりする。でも気温はマイナス15℃くらいである。スノーハイクが盛んなのか、テレマーク?クロカン?で歩いている人たちもいた。休憩を終えるといよいよ東篭ノ登を目指して登りである。
立派なピーク
 東篭ノ登は僕にとってはじめて行くピーク。れっきとした2200メートル峰なのだ。見た目はあんまりスキーには・・・というかんじもしたが。
 樹林の中をほぼ夏道どおりに登っていく。大きな赤布がたくさんあってルートは迷いようがないくらいだ。樹林帯を抜けてからは時々岩の露出した登りとなる。山頂直下からはつぼ足で歩いて登頂。浅間山、池の平方面は望むことができた。
 さてさて、ここからは今日最後の滑りだ。滑り心地はと言いますと・・・一言で言うと樹林の中を縫うように滑ります。これを楽しいと感じるか不快に思うかは人それぞれでしょう。でも低温のおかげで雪質が良く、たまに浮遊感を味わえたのはよかった。林道に出るとあとはスキー場に向かって滑るだけである。15時頃にはスキー場に出た。
 お気楽コースかと思いきや、なかなかの行動量だったと思う。寒さにはちょっと参ったが、池の平周辺の感じはすごく良かった。
シュプール・転ぶ人・滑る人の図

その後・・・
 下山後は草津へ移動。「もくべえ」で食糧買出し、湯畑近くの寺西ご夫妻推薦の韓国料理屋さんで夕食を食べた。温泉付、床暖房入りの今夜の寝床は最高に気持ちよかった。この日はなんと八丈島でも積雪があったそうな。どうりで寒いわけだ。またしてもNHKドラマ「氷壁」を見てから寝たのだった。

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