巻機山 山スキー(途中敗退)

日程 2006年3月18日
行動 清水---巻機山(1470m地点で敗退)---清水
コースタイム 清水7:15---巻機山手前1470m地点10:15---清水12:10
メンバー 飯田 沢田石 舘野(L) 森田 新井  ゲスト:今井さん

 今回は、舘野さんの計画に参加。巻機山〜ブサノ裏沢〜下ゴトウジ沢〜柄沢山〜柄沢というテントをフルに担いでの行動となる計画だった。久しぶりのテント泊での山行だったのでちょっと緊張もしながらの参加だった。が、先週に続いてまたしても悪天となってしまい、巻機山のピークにも届かなかった。ま、天気なので仕方ない。


井戸の壁

 井戸の壁が・・・
 朝6時過ぎに起床。明日の天候回復は望めないので今日は巻機山の往復・米子沢滑降を目標にする。7時過ぎに清水部落を出発。いつもは除雪されている駐車場までの林道も今年はまだ雪の下。例年よりだいぶ雪が多いようだ。
 しばらくのんびり登ると目の前に井戸の壁が現れる。前回スキーで来た時にはひどいヤブで苦しめられたが今回はそのヤブも雪の下。快適に滑れそうだ。苦しい登りを過ぎると少し傾斜も緩んで穏やかなブナ林となった。先日NHKで放送されていた和賀山塊の森や巨木の番組を観てから、なんとなく木に対して敬意のようなものを持つようになった。木も必死に生きてるんだなぁと。
 
敗退
 肝心の山の状況はと言うと、視界はよいものの風が強い。尾根に出ると吹き飛ばされた雪の粒が直接鼓膜まで入ってきそうだ。おまけに滑降予定の米子沢がニセ巻機からの長大な雪崩によって埋め尽くされていたのだ。これで米子沢滑降はなくなった。早々と下って行くパーティーもちらほら。我々もこのまま登りつづけても快適さはないと考えて1470mあたりで下山することに。風も強いのでそそくさとシールをはずして滑降に移る。
 多少雪は腐ってはいたが井戸の壁も含め、気分よく滑ることができた。今回はゲストとしてテレマーカー今井さんが参加。私自身はテレマークの人と一緒に行動したのは初めて。ブナ林を優雅に滑るにはテレマークのほうが似合うかもしれない。
 そうこうしているうちに清水部落に到着。山菜たっぷりのそばを食べて帰路に着いた。


ニセ巻機からの雪崩跡


 今シーズン初のテントを担いでの山行となる予定が悪天に阻まれ残念だった。自分を試すいい機会だったのにという感じである。そこは数でカバーとばかりにまだまだ山に行くぞ!

2006年3月19日 記

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