白鳥山 山スキー

日程  2008年2月11日
行動  上路集落--白鳥山往復
コースタイム 上路集落(6:30)---白鳥山山頂(10:50)--上路集落(14:30)
メンバー  舘野(L) 浅原 今井 岩崎 山崎 新井


日本海をバックに高度を稼ぐ
いよいよ今日が、三連休のメインディッシュの白鳥山である。夏に来た時にはさほど印象に残る山ではなかったが、とにかく日本海に一番近い山という感覚を持っていた。山スキーに向く山だということもあまり知らなかった。

好天に恵まれ、眼下にいつも海(しかも真冬の日本海!)を見ながらの山スキーは格別だった〜。
朝6:30、まだ薄暗い上路集落を出発。目指すは白鳥山山頂。天気はすこぶるよさそうだ。最初は急斜面に少し苦労し、細かいキックターンを繰り返しながら進む。明確な尾根に出てからは、快適な登りとなった。

高度を稼ぐごとに海がどんどん眼下に見下ろせるようになる。青い日本海が見渡す限りに広がって、能登半島まで見えていた。大学4年間を日本海側で過ごした僕としては、奇跡にも思われるような天気だ。天気の神様に感謝。

こんな休憩も白鳥山ならでは。 「ふ〜」

さぁもうちょっとで山頂だ!
山頂が見えるようになってからは、のんびりとした登りとなり、今度は北に北アルプスの山々が見えるようになってきた。普段あまり見ない角度からの北アなので、どれがどれだかよくわからないが、剣まで見える。


山頂に白鳥小屋があるのを視認できるようになってからは、みなのペースもアップし、一気に最後尾になってしまった。最後は競うように一気に山頂に立った。
学生の時に来た白鳥小屋とはなんだか印象が違ったが、屋根に登って眺める日本海はきれいだし、振り返れば真っ白な北アが連なって見えた。この山ならでは眺めだ。

山頂ビールがふるまわれて、僕もひとなめ。

海を眺めながらシュプールを

海の反対は北ア。剣も見えます
さて、山頂からの滑降だが、天気もいいので登りとは違うルートをとることに。山頂から眺めると、地形図よりも実際の地形のほうが複雑にうねっているように感じられた。

北に延びる尾根にルートをとった。
最初は広い斜面を、そのあとはハーフパイプ状の中を滑ったりしながら高度を稼ぐ。雪質は1200mの高度を考えれば上々だろう。
なかなかの雪質

あの尾根を下って・・・ルート検討
少し複雑な地形と密な樹林に阻まれて少し苦労するが、無事上路集落に下山することができた。

この山は、下りにはいくつかのルートをとることができると思われる。当日と天気と相談しながら、ルートをとるといいだろう。登りと同じ尾根でもまずまず楽しめるだろう。
なかなか来る機会のないであろう山に、絶好の天気の中、登ることができたのは本当にラッキーだった。しあわせ、しあわせ。
無事下山。

2008年3月4日 記
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