輝山(てらしやま) 北東尾根から

日程 2007年1月27日
行動 クマ牧場近くの林道--輝山北東尾根--1950m付近までで敗退--林道
コースタイム 林道発(7:15)--1480m付近(10:00)--1950m付近(13:00)--林道(15:30)
メンバー 寺西 徳山 新井


雪の少ない林道を行く 右の尾根が北東尾根末端
 さてさて、今回は念願の焼岳にとうとう山スキーで!と思っていたが、天気が良さそうもなく、森林限界以上での行動は厳しいのではないかということで、山頂まで樹林に覆われた山にしよう!ということで輝(てらし)山に北東尾根経由で挑戦してみました・・・。

もがきにもがいて・・・
 当日は7:15に車を出発、まずは林道歩き。雪がやたら少ない。やがて地形図どおりの急登が現れる。ここが今回の全てだった・・・。この急登がヤブヤブ。さらに昨日あたりから降ったのか20センチくらいのサラサラの新雪が、その下の雪の層と全く癒着がないまま積もっている。踏んだそばから足元が崩れてく・・・。木をつかんだり、もたれかかったり、ツボ足になったりと、もう帰りたくなるくらいにもがきにもがいたが、たった標高差300m稼ぐのになんと3時間!
これで負け・・・。
粘ってみるが・・・
 急登を抜けたあとも、山頂への一縷の望みにかけて先を急ぐがタイムリミットの13時になってしまった。標高は1950m付近だろうか。あと標高差100mだがしかたない、山頂は次回にお預け。何の変哲もないところで引き返すことに。
 天気は、吹雪いたり、穏やかになったりとめまぐるしく変わる。せめて滑りだけは楽しみたい。先述のとおり、上から20センチくらいはパウダーとなっており、樹間の広いところでは楽しく滑ることが出来た。ただ、途中登り返しなどもあり、すんなりとは下らせてくれない。最後の下りの急斜面はヤブを避けながらのスキーとなってしまった。

15:30車に戻って、明日合流予定の舘野さんに「上はパウダーですよ」と連絡。明日の金山岩は快適に滑らせて欲しい。

それなりに下りは楽しめました

急登を滑る
感想
 もうちょっと雪がしっかりあるときに来たほうが楽しいでしょう。でも、この山の場合、最初は南尾根から行ってみたほうがいいのかもしれません。
あとは、あのくらいの急登ヤブ登りにもめげない精神力と体力をつけてまたいつか再挑戦したいです。

2007年1月31日 記
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