年越し企画  湯の丸山 佐渡山 山スキー

2008年12月31日〜2009年1月1日
コース 12月31日 湯の丸スキー場から湯の丸山往復
     1月1日   戸隠大橋--佐渡山--南面の谷を滑降--戸隠大橋
メンバー 新井(L) 石島 嶋 徳山 野口
コースタイム  12/31 湯の丸スキー場(11:30)--湯の丸山(12:40)--スキー場(14:00)
          1/1   戸隠大橋(7:30)--佐渡山(11:20)--戸隠大橋(13:30)


牧場の柵の横を湯の丸山へ登り始める
蛇に睨まれた私は、年越し山行を計画、実行することとなった(笑)。

当初の計画では12/31は浅間山の北面を狙い、年越しは年越しそばを食べるということで戸隠の民宿に宿をとることとした。
1/1は戸隠大橋から五地蔵山を狙うこととした。


結果としては、計画したどちらの山も雪不足で実行できす、12/31は湯の丸山へ、1/1は佐渡山へ転進となった。
天気はどちらもそこそこ良く、それなりに楽しむことができた。



【12/31 大晦日】
まずは浅間山の北面を目指す。軽井沢で高速を下りて、鬼押し出し方面へ。途中、おいしいと評判のパン屋さん「銀屋」に立ち寄って買い込む。
そんなことをしながら鬼押し出しに到着してみると・・・、とても滑れるとは思われず、転進をすることに。
すでに10時近かったので、これから転進できる先といったらもう「湯の丸山」しかないのである。

湯の丸スキー場へ車を走らせる。
なんと5人中3人が湯の丸山は初めてだそうである。

11:30には歩き始めることができた。
雪が少ないのは承知の上だが、そこそこ滑れそうである。
笹をよけながら登って行く。風も弱く、なかなかの天気である。富士山も姿を見せてくれた。

12:40には山頂に到着。写真を撮ったあと、ちょっとのんびり。銀屋のパンなどをいただく。さすがにうまい。嶋さんお手製のスイートポテトもおいしかった。

休んだあとは滑降である。登ってきたルートをそのまま滑るのでは面白くないので、雪の多そうな谷状のルートをとることに。多少の登り返しも覚悟である。
そこそこのパウダー滑降を滑ることができた。樹林が密になったところで、シールをつけて、ちょと登り返して登りのルートに合流して、スキー場に戻った。

湯の丸山を滑る

湯の丸山を滑る
下山後は、今日の宿泊地の戸隠へ移動。石島さんとはここでお別れとなる。

戸隠方面は雪もあって、五地蔵山も見た感じでは滑降できそうである。斜度は地図の印象よりも強い気がした。

戸隠の民宿は安く泊まることができて、食事もおいしく、なかなかよかった。年越しそばも食べることができた。
紅白などを見ながら、医薬品などの話をゆっくり聞くことができていい時間だった。
【1/1 元旦】
6:00に民宿で作ってくれたお弁当を部屋で食べて、そそくさを出発。戸隠大橋へ向かう。

7:30に戸隠大橋を出発。五地蔵山を目指す。林道は雪におおわれ最初からシール歩行である。途中、林道から離れて沢を渡ろうとするが、これに苦戦。一つ目は渡れたものの、二つ目がなかなか渡れず、その沢が2股にわかれて、その一つを渡るのも難しく・・・。
となってきたので、ここできっぱり五地蔵を諦め、佐渡山に目的地を変更。佐渡山なら様子も分かっているので行きやすい。

もう一度林道に戻って、佐渡山と五地蔵のコルから佐渡山を目指すこととした。と、林道をしばらく歩いていると、こんな朝から下山してくる人が・・・。なんと女子大生(?)山スキーパーティーであった。なんだか健気な感じがして、さわやかな感じだった。銀座の女性陣からは「かわいい」との評。

なにはともあれ、せっかく山スキーをやっているのだから、たくさん山に登って、どんどん山を好きになってほしいなぁと思うのでした。

佐渡山山頂でパチリ
女子大生パーティーとすれ違って、俄然にやる気が湧いてきた(不純な動機である)。
少し気になっていた佐渡山への唯一の渡渉点も、しっかり埋まっており問題なく通過。細めの尾根をコルへと登る。この辺りは嶋さんがラッセル。コルをかすめ通るように佐渡山をダイレクトに目指す。ブナ林も素晴らしい。

山頂が近くなってくると、北へと延びる尾根を登るようになる。徳山さんに「前に来た時はこの辺りの風が強かった」と言われたが、今回もなかなかの風だった。

11:20頃に佐渡山山頂に到着。
曇りの天気で、ちょっと残念だか山頂に立てたのは良かった。
山頂で滑降準備をしていると、天気が少し良くなってきた。
黒姫山などもの見えるようになってきた。

佐渡山から見る黒姫山

滑る
準備がすんだら滑降である。
尾根ルートではちょっとつまらないだろうと、南面の谷を滑降することに。雪も多くいい斜面だった。

気持ちよく滑降ができた。



沢の下部では少し苦労し、板を脱がねばならないところもあったが、何とか林道に戻ることができた。
林道を一気に滑って、13:30に大橋に戻ってこられた。


その後は、「神告げの湯」で入浴、「戸隠神社」で初詣、「うずら屋」でそばと天ぷらをいただいて帰路についた。てんぷらがおいしかった。



浅間の北面、五地蔵とも次回の宿題になってしまったが、楽しみにとっておくことにしよう。

滑る

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山スキーの記録
2009年1月4日 記