赤湯又沢

日程  2005年10月8日〜10日
コース 1日目 湯の又温泉付近まで
     2日目 湯の又温泉〜湯の又沢〜稜線〜赤湯又沢下降 温泉近くで泊
     3日目 赤湯又沢左俣〜稜線〜湯の又沢横の登山道を湯の又温泉まで

コースタイム 1日目湯の又温泉(7:00)−稜線(9:30)−赤湯又沢温泉(13:30)
         2日目温泉(7:30)−湯の又温泉(12:20)



湯の又沢のナメ
 10月の3連休は毎年鈴鹿サーキットにF1を観にいくのが恒例だったが今年は沢に行くことにした。今回の赤湯又沢は川の横に天然(?)の露天風呂があり温泉が地中から湧き出しているそうな・・・。沢登りとしては特殊な部類なのかもしれないがそれもまた楽しみのひとつだろうと参加を決意した。

1日目 
 アプローチだけの一日となった。途中東北道が通行止めになったりと移動に時間がかかり湯の又温泉に着く頃には日も暮れてしまった。林道横に駐車しテントを張る。そして寝る。

2日目
 まずは湯の又沢を登る。ナメの非常にきれいな沢でのんびりと高度を上げていく。時折、沢に温泉のようなものが流れ込んだりしている。ツメはやぶこぎになるがたいしたこともなく稜線に出る。登山道を虎毛山方面に少し下り1056mピークと高松岳との鞍部あたりから赤湯又沢に下っていく。


噴煙の上がるテン場

 途中、懸垂下降を交えながらどんどん下っていく。温泉の流入でぬるい右俣と合流。そこからしばらくで温泉地に到着。地熱で暖かい最高のテン場である。
 さっそく湯船を視察。湯船は2つあり。どちらも入浴可能のようだ。湯温もほぼ最適だった。テン場に戻りテントを立てるとすぐにみんなで第一湯船に入浴。理由はさておきちょっと緊張の入浴となった。でも気分はすごくよかった〜。
 夜は焚き火を囲んで手作りカレー、ブナハリ、焼き芋、温泉卵を食べ満腹。
 食後にさらに第2湯船に入浴。真っ暗な山中で川のせせらぎを聞きながらどっぷり浸かる・・・。めったにできない体験だ。緊張も・・・。
 腹も満腹、体もあったまり、夜もふけてきたので就寝。地熱の影響でタープでも全く寒さを感じなかった。


泥湯の泥を採集        手作りカレー隣はブナハリタケ    焼き芋


紅葉の始まりかけた湯の又沢を下る

3日目
 あったかかったテン場とお別れし赤湯又沢を登っていく。風があり少し寒かったが稜線、湯の又沢を経由して無事車まで下山。帰路についた。



感想:沢登りというよりは温泉に入りに行ったという感じだった。そのくらい温泉の印象が強かった。また今回はメンバーに女性が多かったせいかいつもより賑やかだったような気がする。休憩ごとに何かをテーマに井戸端会議がはじまっていたような感じだった。またいつか来てみたい沢だと思う。



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