北秋川・ヒイラギ沢〜月夜見沢

日程 2007年9月16日
行動 武蔵五日市駅集合--月夜見沢右岸林道終点--ヒイラギ沢遡行‐‐稜線--月夜見山--月夜見沢下降  --林道終点
メンバー 佐治(L) 伊地知 斎藤 田中 寺西 前田 新井
      ゲスト 安倍さん
コースタイム 林道終点(10:50)--稜線(11:45)--月夜見山(14:30)--林道終点(16:30)


ちょっとした泳ぎも
 今回も佐治さんの計画に参加。当初天気が心配されたが、真夏が戻ってきたような天気になり、気持ちよく遡行できた。

【当日】
朝、武蔵五日市駅に集合。前日から入山していた舘野さんパーティーと合流。しかし舘野さんは前日沢で負傷してしまって今回は見送りとなってしまた。残念。8人全員集合したところで、藤倉へ車で移動。いつもの駐車場に車をと思ったら、先日の台風の爪あとだろうか、土砂となぎ倒された木が駐車場にあふれていて駐車できない。しかたなく、月夜見沢右岸林道の終点まで入って、遡行を開始することに。


10:50遡行を開始する。すぐに二俣となり、ヒイラギ沢に入って行く。沢の水量は平時よりだいぶ多いのではないかと思われ、時々ちょっとした泳ぎや、胸まで浸かって進んでいった。
やがて、ヒイラギ沢の奥の二俣に到着。遡行図だと左俣に行くようになっているが、右俣も水量十分で、遡行価値はありそうに見えた。ここで8人いるメンバーを4人×2パーティーに分割し、稜線で合流することにした。僕は考さんと伊地知さんと安倍さんと左股を進むことにした。

左俣は適度な小滝が続いてなかなか楽しかった。水量が多いのも楽しさを増したかもしれない。今回初参加の安倍さんも長い手足を生かして元気に登っている。米兵風のメットがなんとも似合っている。

左俣は稜線まで標高で5.60mというところで水が消え、樹間の広い急斜面のツメとなった。ふくらはぎの筋肉全開で登って行く。伊地知さんはあっという間に見えなくなるくらい早かった。やがて稜線に到着。4人で握手。

佐治さん率いる右俣パーティーが来るのを待つ。

安倍さん

佐治さんの奥様からの差し入れをいただく(ありがとうございます)
 2.30分待ったところで佐治さんパーティーと合流。一緒に休憩をとる。ここで佐治さんの奥様からの差し入れの果物が振舞われて、皆でおいしくいただいた。ありがとうございます。梨というあたりが、もう秋を感じさせる。


さて、休憩後は月夜見山を目指して稜線散歩。茶色く濁った奥多摩湖がなんだか痛々しい。

14:30月夜見山到着。名前の由来くらい書いてあるかなと思ったが何もなかった。ここからは、月夜見沢に入って行く。車道を渡って、急斜面を下って行くとやがて水流が現れた。水流沿いに歩いていると、左岸に作業道が走っていてこれを利用し、どんどん距離を稼ぐ。
結局、この作業道がヒイラギ沢と月夜見沢の二俣にドンピシャででたので、あとはちょっとだけ沢を下って、林道終点に出て、終了。16:30だった。


このあとは、新しく出来たという「瀬音の湯」なるところを目指したが、駐車場に入るのに渋滞しているありさまなので、いつもの「つるつる温泉」に入って、祭りで騒がしい五日市を抜けて、ガストで夕食を食べて拝島で解散となった。おつかれさまでした〜。

月夜見山山頂

のんびり6時間の沢旅だった。思ったより水量が多い上に、気温が思いのほか高く、沢を楽しむことが出来た。
沢では水流に没した草がたくさんあったでの、水量はかなり多かったようだ。しかし、台風通過から一週間以上経つのに、大雨の余韻をまだ残しているとは、山の保水力ってほんとに凄いんだなぁって思いました。大雨が降っても一週間以上かけて徐々に徐々に水を下流に流しているのだから。ダムなんていくつもいらないんじゃないかと思ったのでした。

2007年9月17日 記
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